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教えるということの危機感を持ってこその。 [教室]

教室を始めてから5年あまり。
おかげさまで、たくさんの方にタティングレースをやりたい、と要望をいただいて
ありがたいことに、いろいろとお声がけをいただくために、
このままではとても、独りでは無理!と
講師養成プログラム、グレーディングシステムをスタートしてからもう、3年目になります。


2年くらいがんばって、これでもう、1人で教えてもだいじょうぶ!と
太鼓判が押せる、2級のグレードに合格した方が、もう5名以上。
よくがんばりました!と手放しでほめたいと思います。


逆に、
「そんなに時間のかかる大変なことはやりたくない!」
「半年くらいがんばるので教えていいですか?」
という声もたくさんありました。
そして、フェイドアウトしていった人もいます。


でも、
そんな声には、心を鬼にして「NO」と言い続けてきました。
それはなぜか。
私が、そんな先生には教わりたくないからです(笑)。
だって、教えるってことは、恐ろしいことですよ?
最初の一歩を踏み出すお手伝いをするということは、とても責任のあることですよ?


何と言われようと、どんな攻撃を受けようと(笑)
その姿勢を変更するつもりはありません。

分かっていただける方がいて、とても幸せ。

で、ちょっと前になりますが、
もう2級に合格して、グループ展でのワークショップで講師をしてくださった方から
こんな発言がありました。


「教えてみたら、どんどん怖くなりました…」
「もっともっと、勉強して経験をつまなくては…」

その発言、本当にうれしかったです。
その怖さを持ってこそ、きちんとものごとを伝える努力ができると思うからです。

だから、そのための経験、怖さを拭える自信を持てるように
私も精一杯のお手伝いをするつもり。
経験が、裏打ちになっていくと思うから。


自分の教え方で本当に大丈夫だろうか、
楽しんで帰っていただけただろうか、
その先に希望を持たせてあげられただろうか、
何か、コツとテクニックをおみやげとして持って帰ってもらえただろうか。

私も毎回、そんなことを思っているのです。

普段あんまり話さないことを、書いてみました。

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斉藤

はじめまして。
とても共感出来る内容でしたので
コメントさせて頂きます。

5、6回講習で認定?で先生
バザーレベルで作家を名乗る方
疑問を解決出来ず生徒に教わる先生
簡単を売り物にするワークショップ
止めて頂きたいです。
教える、教わる、を
安易なものにしないで
頂きたく
今後のご活躍をお祈りしております。
by 斉藤 (2014-02-17 20:06) 

ひなぐま

斉藤さま

お返事遅くなりました。
そして、ありがとうございます。

書かせていただいたことは、自戒を含めて
ずっと信条として持って思っております^^
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
by ひなぐま (2014-02-25 15:56) 

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